まつばら市民まつり

 8月7日土曜日、夕方5時からの市民パレードの開始とともに、翌日の日曜日午後3時まで恒例の「まつばら市民まつり」が中央公園付近で多数の市民を集めて行われました。今年は第36回目になります。この市民まつりに協賛する団体の一つに、私が数年前から所属する「松原ライオンズクラブ」があります。私も他のメンバーとともに市民パレードに参加し、松原駅から中央公園までの約1キロの道のりを、暑さをもものともせず元気に「よさこいソーラン」を踊る女子中高生のサークルの勢いに牽かれるように汗をふきふき何とか行進しました。

 市民祭りのメイン会場、中央公園には松原市内の諸団体がいろんな屋台を並べるのですが、市民の方々はこの屋台や公園で行われる盆踊りや様々なイベントを目的に集まって来られるのです。私自身は松原ではなく奈良市西郊住宅地に住んでいますが、自分の住む町でこのような市民祭ができるのかと自問するなら、それは無理のように思ってしまうのです。

このような市民祭ができるのは、やはり松原という市民のコミュニテイーが良くできている地域だからだと思います。昔はともあれ、今は隣に住む人すら知らぬ、というご時世、松原は昔のままに、河内の風土と言いますか、住む人の温かい心が通い合う社会を残している素晴らしい地域社会だと思いますし、なんとかこのような行事を未来まで残して行きたいものです。

 さて私が所属する松原ライオンズクラブでは、市民祭りの中で数張りのテントを並べ、毎回献血のキャンペーンのお手伝いをしています。待機する採血車は3台です。そのぐらい私たちの献血キャンペーンでは実績を挙げて参りました。因みに今年の献血申し出者は252名でした。松原ライオンズが夏の市民祭りでこのキャンペーンを始めて以来の新記録を作ったのだそうです。しかしご高齢その他の理由で採血はご遠慮願うことが多く、実際の採血者数は155名だったのは残念でした。松原ライオンズクラブでは、これを含めて年に4回の献血キャンペーンの事業をしています。

 松原ライオンズクラブの事業と言いますと、その中に「教育・環境保全委員会」というのがあって、その委員会のメンバーが市民祭りの会場である中央公園の横にある大池に、その水質浄化と中に生き物が生きられる環境創りの為に、二年近くもEM菌を何度も何度も入れているのです。まだ青子がいっぱい浮いてはいますが、それを棒か何かで除けてみますと以前とは見違えるように透き通った水がその下から出て来ます