平成22年を振り返って感謝

 日曜日の早朝、美原ロイヤル管理棟二階にある神殿内にて、近くに住まわれる生長の家の信徒の人々とともに行じて参りました「早朝神想観」は、合掌し瞑目しながら神様の完全円満なる善一元の「實相」世界を観るように心を集中し、自分自身も又無限力ある一切者として自覚する瞑想行でありますが、今年最後の日曜日、26日で第308回となりました。その後いつものように両霊園に埋葬された方々の御霊の供養の為、そして参加者所縁の人々を祝福して聖経「甘露の法雨」を誦げさせていただきました。6年間続けて来られたのは、入れ替わり立ち替わり集まって下さるお仲間がおられたからこそであり、早朝行事に付き合って下さった皆様には心から感謝でございます。

 月一回、奈良市内の自宅を奈良教区の地元相愛会に会場として使っていただく「生命の實相」輪読会は、今年も毎回10名前後の参加者を得ることができ、会を指導される植松隆先生は大変満足であられたことでしょう。今年最後の輪読会は25日土曜日、9時に地元の英霊様の供養祭から始まりました。9時半から改めて開会の祈りをした後、「生命の實相」頭注版第21巻を参加者全員十名で輪読いたしました。それが終わると隣の駅前にあるレストランに移動して、ささやかな忘年会をいたしました。植松先生ご指導の「生命の實相」輪読会に参加して思えば私は平成4年から19年間学ばせていただきました。植松先生に、そして私と一緒に学んで下さった奈良教区の相愛会員の皆様に心から感謝です。

 今年平成22年は、美原東ロイヤルメモリアルパークが、第二期の竣工によって完成したことが、私にとっては一番の出来事でした。霊園の開発・拡張の申請を大阪府に提出するときはいつものことながら、霊園経営の実体を数字面から観て、様々な改善意見を言って下さいます。それも皆、この事業が未来永遠安定的に続けられるようにとの親切心からのことで、誠に有り難いことです。また誠心誠意、霊園の造成工事をして下さった業者様にも、お陰様ですばらしい現代風の霊園が出来上がりましたことを心から感謝申し上げます。南阪奈道という大幹線に面した立地条件が恵まれた霊園であることに恥じない素晴らしい霊園にして行きたいものです。

 最後に「美原ロイヤル」のお客様に多大なる感謝です。今後新たに墓地代の収入を見込み難くなった同霊園は、墓地管理料と生花、線香等の販売収益だけで収支を合わさなければならないのに、現状は私たちの経営努力が足らず、これまで墓地代を足しての収支均衡でしたから、この点は行政からも意見が付きましたが、監督官庁に言われるまでもなく自主的に改善しなければならず、しかし墓地管理料の体系は触らないとお約束した以上、苦肉の策としてお客様の自由意思で毎年若干のご寄付を募ることとなりました。そんなに経営に問題があったのかとお客様には要らぬご心配をおかけしましたことは心からお詫びいたします。蓋を開けてみると有り難くも予想を超える多数のお客様から管理料臨時課金を戴きました。お客様から頂いた貴重な霊園運営資金を大切に使わせていただき、皆様のご厚情に心から感謝いたします。ありがとうございました。

(画像は12月26日の法願寺涅槃陵の冬期埋葬者供養行事とその前日の奈良の伏見相愛会の忘年会、及び霊園風景です。)