春の彼岸ウイーク

  

 今年は春の彼岸ウイークがスタートする17日土曜日が大雨、続く18日日曜日も寒い雨の日でしたので、この二日間の墓参の出足はどうしても例年ほどではありませんでした。けれども日曜は雨の中でも、お昼前の一時は、美原ロイヤルの駐車場に入る車が並ぶほどになりました。そして20日の春分の日、彼岸の中日は、ようやく天候に恵まれ、何倍もの墓参者で混み合いました。またこの日は美原東ロイヤルにてお昼前に集合型永代供養墓の彼岸会(ひがんえ)があって、それに参列される方の車であの広い駐車場が一杯になり、慌てて隣地の空き地を駐車場としてお借りしなければならない程でした。

 今年は美原東ロイヤルの管理棟ビルが建設中でありますので、園内が狭く、車の通行には大変ご不便をおかけいたしました。為に霊園入り口とは別に、朝から夕方5時まで第一期と第二期の接続路付近にもう一人警備員をおかせていただきました。園内の車の往来による事故もなく無事に彼岸が終われそうで何よりでございます。又美原東では彼岸の少し前に、神殿の前を横一列に並ぶ集合型永代供養墓は、好評の内に完売になりました。よってこの種の個別納骨室がある永代供養墓といたしまして彼岸からは、いよいよ夫婦永代供養墓の販売に移りました。この夫婦墓も、早速、彼岸の中で見学が数件ありました。

 それにしても美原東ロイヤルでの永代供養墓の霊園主催の供養儀式に実に多くのお客様に参列いただきました。周辺の総ての参道が立ちつくす人で埋まりました。又美原の18日の佛乗寺永代供養墓の供養会にも、雨にも関わらず、多数のご遺族にご参列いただきました。また20日の合祀墓、法願寺涅槃陵の供養会にもご遺族に参列いただきました。又20日には美原ロイヤルの先祖供養堂にて霊園主催の埋葬者の供養会を行いました。そして子会社、関西メモワールにて行っている合同ペット墓「愛」も、創られて初めての供養会(くようえ)が行われました。供養碑の後ろに植えた彼岸桜が少し咲き出していました。

 例年だと彼岸の中日には美原ロイヤルの管理棟横に植えられた彼岸桜が満開に咲き誇っているのですが、生憎今年の二月は寒く天候の悪い日が多かったものですから、まだほんの咲き初めというところでした。しかし20日の夕方に美原ロイヤル管理棟二階の窓から霊園を見廻せば、80%以上のお墓に新しい花が入れられておりました。このような先祖を供養し、先祖に感謝する気持ちで先祖のお墓を参拝は、日本人が世界一ではないかと思う程です。このような日本人固有の文化を大切に残したいものです。