2019年6月14日 / 最終更新日 : 2019年6月16日 noseh 小説「転業 -自分が変われば-」 第九章(祈りの効用) その3 (筆者の職場にある屋内型永代供養墓。二階の納骨堂。百三十軒の申し込みで満杯になる小さな納骨堂だ。ヒーリング音楽が流れ、有名な仏師の作になる観音木像を拝みながら、モニターで故人様のメモリアルフォトを懐かしく見ることができる […]
2019年6月13日 / 最終更新日 : 2019年6月16日 noseh 小説「転業 -自分が変われば-」 第九章(祈りの効用) その2 (筆者の職場にある屋内型永代供養墓、関西いのり霊廟。間もなく使用開始だ) 平成三年は、高度成長期の昭和末期から、失われた平成の二十年と後に言われる、デフレと就職氷河期の平成の時代に移る峠の年だった。この年辺りからバブルが […]
2019年6月11日 / 最終更新日 : 2019年6月12日 noseh 小説「転業 -自分が変われば-」 第九章(祈りの効用) その1 (筆者の職場にある屋内型永代供養墓。お墓を建てない、持たない方が増えて行く時代、そんな時代に適した故人様の埋葬や供養の在り方を模索している) 平成三年三月末、遅きに失するも、野須川寝具会長の俊平は、四ツ橋の雑居ビルの中で […]