持つべきものは 友

  

 11月の後半から年末年始の墓参が混む時期の霊園側のスケジュールや今後のプランなどを案内するために墓地使用者に対して発行する霊園新聞の製作にかかり、編集校正作業が終了して印刷屋さんに回したところで一時ほっとしたところに、同窓会を兼ねて日野皓正のジャズライブを楽しまないかと奈良高等学校時代の友人Oさんに誘われ、12月10日土曜日の夕刻、関西学研都市の高の原にある、看護士や介護士を育成する青丹学園にて開催されたチャリテイーコンサートに行って来ました。

 私達高校時代の同窓生を招待してくれたOさんは、ご兄弟で桜井市にて病院をされ、その病院が本日の会場となった学校の出資者であるようで、毎年青丹学園で行われている会食付きの日野皓正チャリテイージャズライブ、今回も学校関係者なのか病院関係者なのか知らないけれど約二百名の方がいらっしゃっていて、そこに彼は高校時代の友人も合わせて招待してくれていたのです。私は彼とは高校一年生の時に同じクラスでしたが、彼は他にも二年生の時の級友たち、三年生の時の級友達にも声をかけていたのです。

 バイキングの食事や飲み物をいただき、日野皓正クワルッテトの演奏を楽しめたのは正に最高でしたが、それにつけましても、こんなに楽しい一夜を過ごせたのは総て友人を大切にするOさんのお蔭でした。Oさんには本当に感謝です。まだまだ忙しい12月の中ではありますが、今はこのジャズの音楽の中に心を委ね、私はこの時ばかりは、仕事のことも何もかも忘れて、ただ音楽に聞き惚れておりました。