リサイクル会社森田商店本社ビル落成式

9月11日(土)のお昼を挟んで、私が所属する松原ライオンズクラブのメンバーである(有)森田商店の本社ビルの落成式に参列させていただきました。社長の森田政春氏(S27生まれ)はライオンズで幹事を務められたこともあるほど積極的に活動されている方で、ライオンズの仲間たちも森田さんのお祝い事ならと喜んでほぼ全員が参加いたしました。気温は9月に入ったというのに34度の猛暑日でしたが、幸いにも大阪湾の方角から涼しい風が常時吹いていましたので、それほど暑さを感じずに済みました。

この不況に多くの中小企業があえいでいる中、本社ビルの落成とはなんと立派なご隆昌ぶりでしょう。森田商店の事業内容は、①鉄、非鉄金属収集運搬選別加工 ②産業廃棄物処理 ③産業廃棄物収集運搬 ④倉庫・家屋の解体・廃プラスチックの粉砕加工 等々、今の時流である地球環境保全活動の一環である循環型社会を目指してのお仕事です。関係会社に松原市内の資源ゴミを選別加工するクリーンナビという会社もあり、お二人の息子さんも会社の重役を担っておられ、会社の後継者も育っていよいよ会社は順風満帆に伸びて行かれそうです。

私が着目し感心したのは、組織(企業等)活動が環境に及ぼす影響を最小限に食い止めることを目的に定められた環境に関する国際規格、ISO14001の認承を今年の3月にとられたことです。このことを見るにつけても、代表者のこの事業に対する「思い」や「心意気」が伝わってまいります。つまり産業廃棄物を収集し、リサイクルするという仕事に、森田社長は社会的使命を感じて取り組んでおられるのです。自分の事業を通じて社会に貢献して行きたいという思いですね。そういえば森田氏は社会福祉法人政和福祉会の理事長でもあり、ワークセンターを稼働して知的障害者の社会復帰を支援しておられます。

ライオンズの中でも森田政春氏は、ずっと教育・環境保全委員会のメンバーを続けられ、特にEM菌による市内の河川やため池の水質浄化に最も熱心に活動されています。こういうことでも、氏の松原市の子供達や孫達になんとか住みよい生活環境・自然環境を残したいという思いがよく分かります。私が言いたかったのは、この不況の中で本社ビルを新築なさるというのは、やはりただものではなかった、ということです。それに本社ビルと言っても、事務所や営業所ビルではなく、今回建てられたのはあくまでも作業センタービルなのだということも付け加えさせていただきます。

(画像は上から①森田政春社長 ②来賓の挨拶をされる河西松原商工会議所会頭、③宴席で挨拶をする土井ライオンズ会長 ④新築成った本社ビル です。携帯電話で撮影。)