長崎龍宮住吉本宮で心の洗濯をする

 前週の金曜日から日曜日まで、私は長崎県西彼町(長崎というより佐賀県佐世保市に近いところ)にある龍宮住吉本宮に生長の家の大阪(教区)の「団体参拝練成会」に合わせて、創始者、尊師谷口雅春先生並びにそのご家族のお墓参りに行っておりました。
その辺りは昔廃業になったオランダ村の近くで、山深いが海にも近いところで、山の上から見る景色は大変風光明媚なところです。交通の便はそう良くないところですから、一旦そこに入ると、自家用車でも無ければ、数日はそこで閉じ籠もることになるのは覚悟しなければなりません。そういう環境だから宗教的な研修場所には最適なのだと思います。

 「団体参拝練成会」の中では、講師の先生のお話を聴いたりする時間もありますが、やはり醍醐味は、境内地の中の一番高い山の上に登って、谷口家の奥津城(お墓)を団体で参拝するのと、「献労」という信者が労働奉仕をさせていただくことです。私も軍手に鎌を持って境内の中の草取りに半日汗を流しました。このような大自然の中で、2泊3日、時々は宗教行事もしながら、信仰深い善男善女と一緒に過ごしますと、終わってみれば私は心の洗濯ができたという思いがいたしました。

 心が洗濯されてどうなった?と皆様は質問されるかもしれません。心の洗濯なんて抽象的な表現をしても皆様には伝わらないかもしれません。私が仕事やら様々な現象的事柄によって心がすっかり煩悩に汚されたり、雑念に心が乱されたりしたのが、本当に心がこの三日間ですっかり洗濯されまして、次のようになりました。

  1. 帰ってから人の言うことが早く理解できるようになりました。
  2. 普段お世話になっている人のご恩を改めて思い起こされたり、家族への感謝の気持が改めて湧いてきたりするようになりました。
  3. 自分を客観的に見られるようになり、まず何をなすべきかの考えが頭の中でよく整理されるようになりました。

まあこんな具合です。忙しい毎日ですが、一年の中で三日ぐらいこんな日々があっても、かえって良いのではないかと思う私です。