献血推進と植樹のボランテイア

  

 11月11日日曜日はライオンズの献血推進と栄える会の植樹祭が重なってしまいました。その前日、府の中環の森計画・東大阪地区にて一昨年の秋から植樹を進める命輝き・共生の森の植樹祭の準備作業のお手伝いに行きました。準備作業と言うのは、明日苗木を植える場所を事前に耕しておくことです。これで苗木を植えた後の成長の速さが大きく変わります。そして土の保湿、保温と表土が雨に流れないように植樹後に地面を覆う為の藁の用意です。そこで一昨年の秋、昨年の春に植えられたどんぐりの苗木の成長ぶりを確認いたしますと、人間の背丈を追い越すものも多数現れています。


 11日は生憎雨の一日でした。これは松原マルシエに合わせてその臨時駐車場(市民病院跡地)の中で行う献血推進にも影響します。松原ライオンズクラブの献血委員会のメンバーは当日、朝8時には市民病院跡地に集合し、献血のテントの設営をし、献血促進の幟旗を立てました。9時過ぎには日赤の献血バスがやってきました。10時スタートですが、有り難いことに15分前から採血に応募される市民の方が並んで下さいました。目標は百名の採血ですが、やはり本日の雨でどうなるやらと心配です。


 午後、私は植樹祭に参加する為に車で半時間の中央環状線と近鉄奈良線が交差する「命輝き共生の森」に移動しました。1時から自治体や諸団体の挨拶が続くセレモニーや、植樹作業の指導があって2時頃からの作業開始となりました。この植樹事業は「命輝き共生森計画推進協議会」によって進められていますが、メンバーは生長の家大阪教区栄える会や、布施北高校、どんぐり幼稚園、その他地域のボランテイア団体等です。


一回に千数百本のドングリ類の苗木を植える植樹には、その苗木代、植えた後に敷き詰める藁代、それを固定する縄、杭の消耗資材などの手当、そして植えた後の維持経費などを考えますと、1回の植樹に掛かる経費は凡そ100万円になります。この費用は主にこの運動の趣旨に賛同する生長の家の信徒の方々からの個人的献資で賄っています。前回は私が代表を務める宗教法人から10万円、今回は5万円を寄付させていただきました。植樹の本数ですが、今回の植樹によって累計ほぼ5千本の、シイ、タブ、カシ、桜が植えられたことになります。


私は松原マルシエに合わせた献血の撤収作業もありますので、夕方には松原に戻りました。一日雨降りの中、採血受付者はなんとか百名を超えましたが、様々な条件があって、折角応募されたにも関わらず、採血はお断りしなければならないことも多く、実際の採血者数は83名でした。松原ライオンズクラブによる献血推進活動はこれを入れて年5回行われています。夏場の市民祭り、年末の天美駅頭での献血は目標も二倍になります。